2014年10月25日土曜日

#49 溶岩プレートピザ at home

2014.9.23
どもども。アウトドアの秋を満喫しているジャックランタンです。2014年の秋もいよいよ終わりが見えてきましたね。ブログを見返してみると、忙しくしている割に今年はBBQに取り組めているので嬉しいです。なんかブログ見てる限りでは「遊んでばかりのイケイケ生活(ライフ)」に見えてくるから不思議やね。これがブログマジックでしょうか。ホントはもっと泥臭い私生活なんやけどなw。


さて前回トマトと一緒に作った溶岩プレートピザ。美味しすぎてその味が忘れられないので秋分の日の昼下がりに自宅で作ってみることにしました。美味しいピザを焼くのにピザストーンをトースターに突っ込んで焼くという方法があるが、我が家の溶岩プレートはトースターに入りませんでした…。という訳で、ガス台といつもの自家製BBQ蓋を使ってみたいと思います。



 
まずは溶岩プレートをセット。
蓋をかぶせて火をかけ、まずは十分に熱する。


中の温度を測ると260℃オーバー!ホンマかいな。
因みにこの後もドンドン温度は上がっていった…
兎に角オーブンレンジより高温度なのは間違いない。


市販の冷蔵ピザにエリンギ、チーズそして
前回作った前回作った塩辛くて食べれないささみの燻製をトッピング


うーん、やはりこの方法だと上に焦げ目が付くまで待ってると下の生地が焦げてしまう。
こんな時は表面だけガスバーナーで炙りましょう。



仕上のベビーリーフ乗せる前


ヤバい!うめーよ!出来そこないのささみの燻製がメチャクチャいい仕事してるよ。ピザと食べることによって丁度良い塩気。まるでアンチョビのような立ち位置。なによりスモーキーな香りが食欲を倍増させる。この塩辛い目の燻製をオイル漬けにするのも今後良いかもしれない。焼き立てピザを片手にビールをゴクリ。またまたレベルアップした秋の昼下がりでした。


PS:
この後判明したのですが、ガス台近くのキッチン天板(人工大理石)にヒビが入ってました。
多分俺が原因なんやろな…。みなさんも熱し過ぎにはご注意ください。




 ヒューガデンのようなスッキリ感






2014年10月18日土曜日

#48 タンドリーチキンとミートソフターと私

2014.8.1
こんにちは。タバコをやめて煙草代を全てアウトドア用品に突っ込んでるジャックランタンです。本当コイツ次から次に訳の分からんもの買ってるなとお思いの皆様。全くその通り。自分でも認識しておりますw 本当ならブログでガッポガッポ儲かって、その金でアウトドア用品全般まかなってやろうと思ってたけど、それも所詮はかない夢。今の所何一つまかなえてないよw で奥さん!今日紹介するのがこれ!ミートソフターざます!えーと要するにお肉のスジ切り器ね。これを使えば筋張った安いお肉がワンランク上の柔らかお肉に代わるとのこと。塊肉はアメリカ産の赤身肉が殆どだからこれを買えば、僕のBBQもワンランク上になるのではとBBQインストラクターの私は狙ってた訳ですよ。

今回は、僕のとっておきBBQレシピ「タンドリーチキン」を紹介しながら、ミートソフターの実力も見ていきたいと思います。いつもBBQがマンネリになってるそこの貴方!スパイスのピリッと効いたタンドリーチキンはBBQの良いアクセントになってくれて、お友達が喜んでくれること間違いなし!それにね、鶏は牛に比べて圧倒的に安いから費用を安く抑えてくれる。まさに一石二鳥のすぐれものレシピなのです!


まずは外観チェック。この写真では分かりにくいけど、
刃が飛び出ないように保護カバーが付いてる。


刃が出た状態。左右のガイドピンが刃より少し長くなっているので
刃が肉を突き抜けることが無いので、刃もまな板も必要以上に傷つけない。


刃先が逆U字になっているので筋が確実に切断してるのが分かる。
しかしまあ、あんまり絵にならん写真やな…


さて、ここからタンドリーチキンの話に移ります。
タンドリーチキンの材料は下記の通り。材料は全て適量! 目分量!w
材料
 ・鶏モモ肉
 ・ヨーグルト
 ・すりニンニク
 ・塩コショウ
 ・お好みのスパイス(今回はコリアンダー、クミン、ガラムマサラを使用)
 ・食紅


ミートソフターで筋を切った肉を適当なサイズに切り分けて下さい。



次に粒上のコリアンダーとクミンをすり潰す。

美味しいタンドリーチキンのポイント1つ目。それはちゃんとした香辛料を使うこと!日本製のカレー粉を使うと、やはり本場の味から遠ざかってしまうぞ!因みにジャックランタン家は以前神戸のインド人ご用達ショップで、安いことをいいことにアホみたいな量のスパイスを買ってしまったので,いまだに使い切れない量のスパイスが家にありますw いまちょっとネットで調べたらこの店アマゾンストアで店出してるな。相変わらず劇的に安いわ。


先ほどすり潰したスパイスとすでに粉状のガラムマサラをヨーグルトに加える。
ヨーグルトは事前にすりおろしのニンニク&生姜と食紅を混ぜ合わせておく。


美味しいタンドリーチキンのポイント2つ目。毒々しい色になるくらいの食紅を入れる!躊躇してはいけない!思い出してください。あのインド料理屋で食べるタンドリーチキンの色。あれを目指そうと思ったら結構引くくらい食紅を入れないとあんな風にならないんです。味とは直接関係ないかもしれないけど、やはり僕たちが視覚から得る食べ物の印象は重要です。ここできっちり色を付けておくと、BBQ当日に周りの人たちもそれに応えるかの如く盛り上がってくれます。まずは見た目でみんなをガツンといわすんや!


塩コショウで下味をつけた鶏肉をヨーグルトに混ぜて手でしばらく揉み込む。
ヨーグルトが全体に絡まったらジップロックに移して出来る限る空気を抜き一晩漬け込む。



後はジップロックごとBBQ場に持って行ってお肉を焼くだけ。お肉のサイズにもよるけど、お肉がぶ厚目の時は強火ではなく中~弱火でじっくり焼き上げて下さい。また蓋付グリルを持ってる人は蓋を使って焼くと中までしっかり火が通って便利です。

で、肝心のミートソフターの感想ですが、アリだと思います。実際お肉柔らかくなってたし、下味もよくついてた。お肉を柔らかくするだけだったら、ミートハンマーという道具ももあるのですが、どうしても肉が薄くなったり、骨付きだと叩けないなんて悩みが出てきます。ミートソフターはそこいへんの問題をクリアーした上でお肉を柔らかくしてくれるので、「ミートハンマー持ってるからこんなのいらない」と思っている人も案外使てみたら目からウロコかもしれませんね。




  スタイリッシュスパイス入れ




  

2014年10月13日月曜日

#47 モテるBBQ☆: 溶岩プレート ピザ

2014.9.21
天高く馬肥ゆる秋はまだまだ続く。9月の連休に始めに面倒くさい病にかかったジャックランタンですが、K谷さん夫妻とのデイキャンプのお陰で面倒くさい病はすっかり完治!この日も天気が良かったので、急きょ午後からトマトとミニマム装備でデイキャンプしようぜ!ってことでまたまた芥川緑地にやってきました。ふふふふ。今回も色々試したいことがあるんですよ、私。 

まあ夫婦2人きりってのも寂しいので、「友達呼んでいいよ」とトマトに言ったら芥川の近所にお住いのKちゃんが娘さんと来ることになりました。え~、旦那さん来ないの?大丈夫かな~。あとで「トマトちゃん家のBBQ凄いわ~」とか言われてヤキモチやいても俺知らんでw え?嫁さんいるのに他の女性の視線を気にするなって? いやいや日本BBQ協会はモテるBBQを推奨してるんですよ。いかなる時でも女性の視線を気にしなくてどうするんですか!それがBBQ上達への近道ですよ、そこのお兄さん!w



さて、ゆっくり朝ご飯食べて、スーパーで買い出しして、のこのこ13時過ぎに芥川に到着。えーと、芥川緑地舐めてました。人、ひと、ヒトの山。木陰という木陰は全て全滅。完全に出遅れましたね。こりゃ場所が取れても、ゆっくりのんびりとは行かへんな。今度から注意しなければ。


さりとてここであきらめたらBBQインストラクターの名が廃る!きっとどこかに良い場所が残ってるはずと、広場を諦め川沿いのエリアをずんずん進む。なんとか人のまばらな場所発見。日差しがキツイけど、後30分もすれば西側の山に日が沈んで、陰が出来るはずや!みんなキャンプインストラクターの言うことを信じろ!と冗談言うてたら、ものの見事に日陰に入りました。この日はターフ持って来てなかったから危ないところでした。



 
さー、場所取りが終わればこいつらの出番だぜ!
BBQガンブロー発進!今日も大活躍だ。
自家製BBQ蓋は焦がさないように注意しつつ、目標物を捕捉されたし!



ジャーン!そしてこいつが本日のお目当て。溶岩プレートで焼き上げた特製ピザ!BBQにおけるピザストーンの存在を知った時から、溶岩プレートが代用出来るのではないかと見越して、溶岩プレートを購入したのだ。ピザは生地から作るのは面倒くさいので、スーパーにて典型的な冷蔵ピザを購入。それにチーズ、エリンギ、生ハムなどのトッピングをして焼き上げる。そして最後に彩りのベビーリーフをあしらいました。で、肝心のお味の方ですがこれがウマイ!生地がパリっとなって、自宅のオーブントースターじゃこうはならないね。これはお金取れるよ。ただ、素材には充分火が通ってチーズも溶けているけど、表面の焼きが足りひんかな。炭火の配置等の工夫が今後の課題やね。


ピザも食べ終わって、一息ついているとトマトが携帯で誰かと喋っている。「これからSが子供2人つれて遊びに来るわ。BBQの材料は持ってくるから食べ物は心配せんでもいいやって。」なんと、これから人が増えますか。食べ物は心配せんけど、肝心の炭がもうないで。どうしよう。そこらへんの人に事情話して炭お裾分けしてもらおうかな…。なんて考えていたら名案ひらめいた!溶岩プレートやし直火でもいいやん。薪を拾ってきたら問題解決ちゃうの!ってなことでそこら辺から木を拾ってきました。そして再びBBQガンブローの出番。すごいぞガンブロー!やるな溶岩プレート!君たちのお蔭で危機は乗り越えた。なんか今日の俺すごくBBQ経験値が上がった気がする。


 
Sちゃんとこの娘ほのりん。
こんなBBQバカのおっさんに微笑んでくれている。
やはり俺は近所に一人はいる子供に人気のある
面白いオッサンになる可能性を秘めているようだ。



気が付けば夕暮れ。あんなに沢山いた人たちもみんな帰ってしまった。
あー!今日も全力で遊んだぞー!






  そろそろ欲しくなってきたんじゃない


  

2014年10月4日土曜日

#46 ダッチオーブンで燻製に挑戦!

2014.9.13-16
9月の連休初日。外に出るのは面倒くさいな~。家でなんか楽しいことないかな~、てなことで久しぶりに燻製を作ってみることにしました。燻製と言えば前回SOTOの燻製器を使った話をしましたが、あれから事情が変わりまして、マンションのベランダで煙をモクモク焚いてはいけないとマンション発トマト経由のお達しが出てしまいました。僕個人的にはベランダで焼肉くらいOKじゃないのかと解釈してますが、さすがに燻製はマズイだろうと判断できる常識は持ち合わせておりますw というわけで今回はユニフレームのダッチオーブンを使って台所で作業することにしました!前回はお手軽に燻すだけでしたが、今回は少し下ごしらえが必要な少し本格的燻製にチャレンジするぞ~。


この時点で前回の燻すだけと違いますが、まずはピックル液を作ります。ピックル液とは大ざっぱに言えば、味付けと腐敗防止の為の下処理用の液体です。腐敗防止の目的を達成する為ビックリするほど塩辛いです。塩分を素材に均一に浸透させるために、あえて最初は塩辛く漬け込み、その後、流水で塩抜きをするというプロセスを取ります。

で、ベースとなるピックル液のレシピは下記の通り
 材料
  ・水        1.5L
  ・塩       400g
  ・三温糖      50g
  ・醤油         70cc
  ・ウイスキー 30cc
  ・お好みでスパイス (今回は家に偶々あったシナモンと八角を使う)
 
まず、鍋に水、塩、三温糖、醤油を入れ、沸騰したら弱火で20分位煮る。その後タイミングを計ってスパイスを加える。少し煮たら香りが立つとも思うが、煮立てると香りが死んでしまうんやろな~。今後ベストタイミングを探って行こう。鍋の火を消す直前にウイスキーを投入し、鍋の熱が冷えたところでピックル液の完成!少し味するが確かに塩っ辛い。これがピックル液の正解だよ!ってのに出合ったことが無いので、自信が無いけど燻製大事典通り作ったからこれで正解なのでしょう。いや、これでいいのだ!因みにピックル液は保存が効くので、一回で使い切らなくても問題ないです。
 


 

 
ピックル液が冷えるまで、素材の準備。今回は砂きも、鶏手羽、ささみ、イカで挑戦だ。砂きもの筋を取り除いて水洗いしてから、食べやすいサイズにカット。鶏手羽味がしみ込みやすいように、適度にフォークで差し込みを入れておく。



冷えたピックル液に材料を漬け込みみじん切りした玉ねぎとニンニクを加える。
その上で最後に黒胡椒を少々。


イカとささみはあっさりと仕上げることを念頭にニンニクは加えず。
どれくらい違いが出るやろか。


えー、ここまで順調に着ましたがここからが本格燻製の本格的な所以でして、大した手間ではないんですが、兎に角時間がかかります。やれ、素材を半日漬け込めだ、まる1晩外で乾燥させろやら、燻製チップで炙るまでに2~3日かかってしまうのです。という訳で私もこの日はピックル液に漬け込んだ材料を冷蔵庫にしまってこの日の作業は終了。テキストには漬け込み半日って書いてあるから次回作業開始は翌朝3時かな~、なんてアホなことは考えんと勿論次の日は好きなだけ寝たよw アウトドアを愛する男が細かいことをイチイチ気にするかちゅうねん! とまあ冗談はさておき今回は午後3時から作業始めたからこんなことになってしまいましたが、もっとタイミングを見計らって早い時間に作業を始めていれば、翌日に燻る工程に入ることも充分可能ですよ。



翌朝。起きて一番に素材を冷水にさらして塩を抜く。漬け置きの水を定期的に変えても良いし、流水にさらしても良い。2~3時間を目途に塩抜きしたら、肉の端きれを少しかじって味見(飲み込んでないですよ!)。うん、丁度いい感じ。次は乾燥の行程だ。キャンプ用の食器干しネットがあれば鳥や虫から材料が守れてとても便利。ネットの中に材料を並べていく。


ネットにいれた材料を直射日光に当たらないところで陰干し。ここで乾燥させればさせるほど日持ちはするようになる。けどそれに比例するように固くなっていきますよ~、と言いながら今日の行程はここまでw またまた待たないと行けません。本当燻製作りは時間がかかるな~。このまま丸一日ほっておいて翌15日。いよいよ燻すぞ~!と行きたいところですがこの日はK谷さん夫妻とデイキャンプなのよねw という訳で朝に材料を取り込むだけでこの日の作業は終了!本当にね燻製作り中心で生活したら日々の行動が制限されまくりなんで、計画練って段取り良く下準備やらんといかんね。



やっとここまで来たぞ。いよいよ燻製する日。時はすでに連休終了後の16日。仕事を終えて帰宅後の火入れとなりました。なんか興味本位で色々燻製チップ買ったけど、まだまだ味の違いが分かる舌は持ち合わせてないのよね、これがw この日は切らしてますが今の所ベーシックなサクラチップが一番好みに合ってると思います。


火入れの前にひと工夫。ダッチオーブンをむき出して燻すと後片付けが大変なので
アルミホイルで鍋と蓋の内側全体をカバーしておきます。
別にしなくても良いけど、後片付けが劇的に楽です。


数々の100均グッツを使ってセット完了!
今回はヒッコリーチップを使ってみよう。


30分後。見事な色づき。
見た目は合格点。


さて肝心のお味の方はといいますと…。うぎゃー!塩っからい!我慢したらギリギリ酒のアテになるかもしれんレベル。ただ正直いってこいつはあんまり食べたくないな。なんでやろ?しっかり塩抜きしたのに。ちょっとネットで調べてみるか。うーん、「塩加減の味見は切れ端をフライパンで炒めてすること」とある。生肉かじって味見したのがアカンかったんやろか。それとも途中から本の書いてあること無視して漬け込んだり、乾燥させすぎたんがあかんかったんやろか。兎にも角にも俺の3日間の努力と材料費を考えたらこれを廃棄する気には全くならんな。まあ、ベーコンみたいな感じでパスタとかに合わせて少しずつ食べていきますか。いや~。燻製奥深いね。時間がかかるからすぐに結果が出ないのも、もどかしい。これからも機会をみて腕を磨いて行きます。






 スタイリッシュ燻製器