2013年8月7日水曜日

#21 1ポンドステーキが食べたくて

またまた行ってきました、コストコに。今回も前回同様に入場券付のムック買ってやけどね(詳しくは#2 スペアリブが食べたくて その①:序章を参照ください)。こんだけ行くんやったら正規会員加入も本当に検討しないと行けないね。とまあさて置き、今回のお目当てはこれ、プライムリブの1ポンドステーキ肉!前回行ったときはケチってグレードの低いモモ肉買ったんやけど、ずっと気になってたんです、このプライムリブ。アメリカ牛はアメリカ政府(農務省)がその品質を格付けしてるんですが、その最高峰がプライムなのです。だからプライムリブとはアメリカ牛の最高級リブ肉のことなのだ。散々迷ったけど、買ったった!BBQインストラクターたるもの最高の味を知っておかねばならぬのだ!


さー、レッツクッキング。包丁と並べると肉のデカさがよく分かる。こんなデカい肉日本のスーパーでは買えん。1ポンドとは約450gです。まずは、お肉を冷蔵庫から出して常温に戻す。写真は包装パックから取り出してますが、こんな状態で常温に戻したら駄目ですよ。お肉が乾燥してしまいます。


ミートハンマーで肉全体を叩いて柔らかくする。この時、肉が1.5倍くらいの面積になるが気にしない。焼き始めたらまた縮みます。このあと、反り返りを防ぐため、適度な間隔でスジ(白い部分)を切っていく。


そして、これでもかと言うくらい、塩コショウ。この写真くらいかけてもまだ足りませんでした。物怖じせずに、ドンドンかけよう。


そして登場、男料理の頼れる調理器具!ユニフレームのスキレット!これね、料理の仕上がりメチャクチャ変わります。こいつが我が家に来てから炒め物の味が劇的に変わりました。キャンプ道具の一環で買ったのに、まだ一度も外に連れ出していない。もっぱら家で活躍しています。これキャンプ行かない人もお勧めですよ。とまあ、講釈はここまで。煙が出るほどカラ焼きしたスキレットに牛脂をいれます。


そして、お肉投入。目的は肉の表面を焼き固めることなので、そんなに長い時間焼かない。30秒~1分位で引っくり返せばいいかな。


この焼き目こそが、スキレットを使う最大の理由。一般的なテフロン加工のフライパンに比べて本体が蓄熱出来ることによって、肉を入れても本体温度が下がらず一気に焼き目をつけてくれる。自宅でステーキを焼くなら、テフロンのフライパンより、スキレットや鉄のフライパンを強くお勧めします。

1ポンドステーキ完成~!でも、焼きあがってすぐに切ってはいけません。肉汁が一気に流れ出てしまいます。ステーキしかり、ローストビーフなどの塊肉はそうですが、火からおろしたら少し休ませて肉汁を落ち着けましょう。この工程を加えることで肉汁が中にとどまりジューシーになります(←これ、ためしてガッテン知識ねw)。


さて、お味の方ですが、うーん美味しい。さすがプライムリブ。前回のノーマルモモ肉とはえらい違いや。ちゃんとしたステーキだ。とてもアメリカンな感じです。嫁のトマトも舌鼓を打ってました。ただ、これアメリカ牛ですからね。「国産の霜降りに比べてなんたら、かんたら」なんて話は無しですよ。和牛はサシを楽しむものですが、プライムリブは赤身の味を楽しむんです。