2013年7月27日土曜日

#20 祝連載20回!ランキング一位!

2013.7.27

なんだかんだで連載20回目を迎えることになりました。つらつらと自分の思ったことを書きなぐってきた訳ですが、読者の皆さんお気に召されているでしょうか。実は、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、当初味も素っ気もなかった当ブログもようやくGoogle様にGoogle Adsense加入を認めてもらうこととなり、広告掲載を開始しました。


また、それに合わせて7月はブログランキングへの登録、Facebookでの友人への一斉告知キャンペーンを展開。その甲斐ありまして、現在ブログランキング(2013.7.27付)バベキュー部門第1位、アウトドア料理部門第2位でございます!これもひとえに皆様方の応援のおかげです。本当にありがとうございます。ただ、登山・キャンプ部門では231位/686人中とまだまだ苦戦しておりますので、引き続き皆様のご支援を賜れたらと思います。AKBも良いけど、是非ともランタンを皆様の推しメンにして下さい!


てなわけで、Facebook告知キャンペーンに続き、ブログランキング推進プロジェクトを展開します。その切り札がこれ!嫁トマト デザインのランタン オリジナルロゴバナーだ!



当初ブログ立ち上げ時に、トマトが作ってくれた看板ロゴでしたが、僕の趣味を前面に出したいがために、苦渋の却下。しばらく日の目を見なかったのですが、私ピンと来ましたですよ。これをブログバナーにして、記事の終わりにちょこっとアップしておくのです!めちゃオシャレやん、これ。WEB知識ゼロのジャックランタンでしたが、ネットで調べまくって何とかリンクバナーの作成に成功しました!という訳で、今後は記事の最後にこいつをアップしますので、「面白い!」と思ってくださった方は、最後にポチッとしてください。皆様の愛でランタンはブログランキングのセンターを目指します!


#19 俺のアウトドア道具:パスファインダー M

2013.5.22
物欲が止まらない今日この頃。会社帰りに好日山荘でパーゴワークスのパーゴワークス(M)を買ってきました。いままで、カメラ、携帯や地図などといった小物は、ポケットやザックのサイドポケットにしまってたけど、正直ゴワツいたり、取り出しにくかったりと、その度イライラいた。そして前回の比良山縦走で実害(地図を落っことした)が出たので、ついにチェストバック購入に踏み切りることにした。色は黒。グレーも捨てがたかったけど、ベルトの色(紫)が引っかかったのよね。


今回こいつを選んだ決め手は、
1. サイズがちょうど良い:iPhone, コンデジ、行動食が入って、まだちょっと余裕があるサイズ
2. マップケースから地図が取り出しやすい
3. ザックに取り付け可能
4. その上で別ストラップをつけると肩掛けポーチに変身する。


 さんざん他の候補と迷ったけど、結局パスファインダーに決めました。特に対抗馬だったたのが、 NORTH FACEのフロントアクセサリーポケット。値段も安いし、見た目もかっこよかったけどちょっと小さかった。あと、肩掛けタイプのポーチって手もあったけど、肩が凝りそうなので今回は却下しました。


僕の要求をほぼ満たしてくれたパーフェクトなチェストバックだが、不安が一点。実際にチェストバックとして使用するとバックがバタついてしまいそうなのだ。バックの裏側にザックのウエストベルトを通すことによってバタつきを防ぐそうなのだが、少し上目の位置で使いたかったらどうしょうもあるまい。そこでチョットばかりの改造に挑戦。


マウンテンダックスのステッキホルダーを好日山荘にて購入。
2個セットで600円。

留め具にマイナスドライバーを優しく突っ込む。

全部ばらした状態。

ゴムを左から右に通して、一周させる。
そして、ふたたび左から右に通す。


ゴムの先をそろえてフックを通し、留め具とつけて完成!
ちょっとゴムが短いかな…


つぎは、取り付ける方のザックだ。僕の愛用バックはGregory Z35。背面はメッシュにもかかわらずグレゴリーらしい背負い心地を持つご機嫌なバックパックなのだが、Dカンが付いていない。

Dカンが付いていないので、ゴムストラップに付けてみる。
これじゃあ、いつかゴムが伸びきってしまう。

東急ハンズで買ってきたDカンをつけてみるか。
こいつはマイナスドライバーで開閉自在です。


オリジナルのようにぴったり収まったぜ!



これでザックも、チェストバックも準備万端!近々インプレッション報告したいと思います。



2013年7月22日月曜日

#18 BBQレボリューション

2013.7.22


遂に出ました!日本BBQ協会下城会長 監修のBBQハウツー本。ど真ん中直球大本命、バーベキューレボリューション!本当ならこれとは違うブログネタがまだまだ沢山あるんですが、それらを全部すっ飛ばしても、これを書かないといけないでしょう。

なんせ今月19日に発売されたのに既にAmazonで売り切れ。中古本が3000円オーバーの値を付けている。下城会長は以前にもハウツー本を出版したけど、それがすでに絶版。その本が昨今のBBQブームでプレミア価格がついていたのだが、だれだ二匹目のドジョウ狙ってる奴。まだ発売して3日だっつーの。

この本、まだちゃんと読んでないけど、良いわ〜。なんと下城会長主演のハウツーDVD付き。チクショー、これでは俺が検定で勉強したことが、一般的になってしまうやんか〜。でも、それでいいのだ日本にスマートBBQが根付けば。それこそが僕たち日本BBQ協会の悲願なのだから。なーんてね。

内容はスマートBBQの心得に始まり、道具紹介、肉の紹介、それにBBQテクニックと数々のレシピ。そりゃー、あなたこれ全部マスターしたらモテまっせ。この表紙タイトル「モテるバーベキューテク完全伝授」に偽りなしです。

あー、俺もいつの日かBBQマスターまでいかなくても、BBQ四天王くらいになりたいよ、最弱でいいからさw

さー、レッツバービー!

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2013年7月16日火曜日

#17 俺のアウトドア道具:自家製BBQ蓋

2013.5.1

先のGWでBBQ初級インストラクターになったジャックランタン。夏も近づくここらで一発BBQやりたいぜ。などと、まるで新しい空手技を試したくてウズウズしてるジャイアンと同じ気分だ。な~んて言うてますが、いじめっ子とちゃいますよ、僕。


講習会では会長に「今日ここで覚えたことは、他人にひけらかしてはいけません。貴方のウンチクを聞きにみんな集まっているのではないのです」と言われましたが、すいません会長。早くも会長の教えを破りそうです!僕は早くみんなを集めて、その技を披露したいのです!


が、ここで問題が一つ。僕はBBQグリルを持っていない。いや正確に言うと蓋付グリルを持っていないのだ。日本BBQ協会が提唱するBBQは大きな肉の塊を焼いたり、ステーキを焼いたりする欧米スタイルで、グリルも Weberのような蓋付のものが必須になってくる。日本で一般的とされている焼肉スタイルではないのだが、俺の持っているグリルはもろ日本風。




こいつがジャックランタンが持っているグリル。名器ユニフレーム ファイアグリル。焼きOK、ダッチオーブンOK、焚火OKのマルチな奴。それでいてコンパクト。いつもは頼りになる奴だが、こいつじゃ鳥の丸焼きなんて無理な注文だぜ。はー、どうしようかな。いっそ Weber買おうかな。でも、我が家はマンション住まいの上に、車も持ってない(ジャックランタン家では現在ノーマイカーアウトドア活動を推進してます)。あんな馬鹿でかいグリル買ってもどうしょうもないもんな。


仕方が無い。ここは「無いのなら 作ってしまえ DIY」ということでファイアグリルに合う蓋を自作しました!


近所のホームセンターで買ってきたステンレスのボウルにドリルで穴を開けて
取っ手を取り付けました!なんか、カブトムシっぽく見えるのは僕だけだろうか。



ファイアグリルの網のサイズは35cm x 35cmの正方形。 
一方のボウルの直径も35cmなので、
網から飛び出ることも無く肉をすっぽり覆えるはずだ。


あー、はやくBBQしてーな。早く技だけじゃなく、この蓋も実践投入したいぜ!
とまあ、色々言うてますが、この後6月にBBQ1回やったので、その模様も近々報告したいと思います。







2013年7月13日土曜日

#16 俺のアウトドア道具:SOTO いぶし処お手軽香房

2013.5.6
GWもいよいよ最終日。折しもアマゾンで買ったSOTOの燻製器が届いたので、今日は自宅ベランダでまったり燻製でも作ってみることにした。実は僕はダッチオーブンで何度か燻製を作ったことがあるのだが、それになりに友達のウケも良くてチョットばかし自信があった。ただ、ダッチオーブンで燻製をすると、ヤニが内部についてその度発生する掃除&メンテナンスが面倒くさくて、こいつに目をつけていたのだ。それにこれならチョット大き目の魚やお肉なんかも吊るせて料理の幅も広がりそうだ。


さて、まずは組み立て。簡単に組みあがる。剛性はないので少しグラつくがそんなもんでしょ。
ケチをつけるほどのことではない。


扉を開けたところ。構造的に扉を開けるには、上の蓋を取らないといけない。


食材をセット。今回はゆで卵と厚切りハム。それにプロセスチーズ。チーズは溶けやすいので、日から一番遠いところに設置。下にはアルミホイルを敷いておく。これはダッチオーブン燻製からの教訓なのだが、チーズを溶かさずに仕上げることは非常に難しい。素人にはほぼ不可能じゃないかとさえ思っている。ここは底は燻製されないことを割り切って、アルミホイルを敷くべきだ。実際、その他の側面がちゃんと燻製されれば、味も問題ない。


蓋の上の小さな穴は、温度計をさすためもの。これで温度管理もばっちりだぜ!


ベランダにて一枚。カセットコンロに乗せて、いよいよ点火!


この後、写真を撮る暇さえない惨事が発生。私の燻製に対する自信はぶち壊されることになる。ダッチオーブン燻製と同じ感覚でやっていたら、何と中のチップが引火!温度計もメモリを振り切って、轟々と煙が上がるではないか!燻製じゃなくて、完全に直火焼きになっとる!キッチンでやらなかったことにホッとするとともに、隣近所から苦情が来るのではと気が気でない。そもそも、この燻製器密閉式ではないので、チップが引火しなくても絶え間なく隙間から煙は流れ出る。こんなことをマンションのベランダでやったらダメな気がする。いや、ダメだ。


ボヤ騒ぎで、結局GWの最終夕方は騒がしいものになってしまった。嫁は美味しいと言って食べてくれたが、こっちは砂を噛むようであんまり味わかんねーや。まあ、不味くはなかったけど、ほっぺたが落ちるほど美味しくもなかったのは確かだ。こいつを使いこなすには、まだまだ慣れが必要だ。ただ、本当にマンションのベランダでやるにはどうかと思うので、庭付き戸建に住んでいる人以外は、キャンプ場とかでやらないと駄目だな、こりゃ。


ボヤ騒ぎ起こした人間が偉そうに言うことではありませんが、過去のダッチオーブン燻製から学んだとことを書いておきます。参考になれば幸いです。因みにダッチオーブン燻製は煙が外に流れ出ないので、換気扇を回せば家がチョット香ばしい臭いに包まれますが、キッチンで調理可能です。


美味しい燻製を作るアドバイス
1. 食材の水気はちゃんと取っておこう。煙に当たると酸っぱくなります。
2. 燻し過ぎにご注意。やっぱり酸っぱくなります。
3. 出来立てより、一日寝かした方が熟成され美味しくなります。



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2013年7月10日水曜日

#15 ひとりぼっちの比良山縦走 その④:2日目

2013.4.29
一夜明けて翌日。自分の現在地をGPSで確認。結局、僕が一夜過ごしたところは、南比良峠からの道と、堂満岳からの尾根伝いの道の間だった。(膝まで落ち葉でにっちもさっちも行かなかった道も念のために書いておきます。)西の当初のルートを探すか、東の尾根をめざすかと考えるが、総合的に考えてここは北に進路を取ることに決める。地図を見る限りでは崖は無さそうだが、本当に無いことを祈りつつ出発。

起きてすぐの体にはきつい坂を登ると、下りが出てきた。幸い崖は無かったものの、下りは登り以上に神経を使う。ビバーク地から20分程で、何とか山道に復帰。GPSもドンピシャで2つの山道の合流地点を指している。

山道から、下ってきた斜面を撮影。左に本当に小さなマーカーが見える。


そのマーカーから後ろを振り返って一枚。本当ならこの道を通ってくるはずだった。
どうしてこの道が見つけられなかったのだろうか。

その理由はこれかもしれない。マーカーが外れている。マーカーが外れていたのはここだけに限ったことではなく、今回の行程で至る所で落ちていた。こんな山もあるんやな。


何とか、金糞峠に到着。ここで反対方向(僕からみて進行方向)から来たソロのお兄さんと情報交換。ここまで如何にヒドい目にあったか、ビバークした経緯なんかを一通り説明すると、お兄さんも似たような目に遭っていたとのこと。お兄さんの話では、朽木方面から来たのだが、マーカーが余り無く道に迷ったが、運良くGPSを持っていた人が通りかかったので助かったらしい。

・・・。どうしよう。昨晩のロスで目的地の朽木まで結構な距離を残しているのに、また道迷いの可能性があるのか。しかも、今日の行程は全て未経験のコース。なんて悩んだのは僅か数秒。このお兄さんの話を聞いた瞬間に、コース変更を決定。蛇谷ヶ峰まで行かず、武奈ヶ岳を越えてイクワタ峠から国道にエスケープすることにする。無理な行程は厳禁なのだ。

金糞峠の標識から少し行ったところ。スゲー、テント設営しやすそう。
くそー本当やったらここで、楽しくテント泊してたところやったのに〜。

地元救助隊のベース。なんかボックスに避難道具置いてあるっぽい。


涼しげな清流。水が透き通っていて泳いでいる魚もよく見える。

金糞峠と八雲ヶ原の間にある赤い小屋と、この標識が目印。
この写真では分かりづらいが木の陰に水場がある。

水道管が破裂しているのか、はたまた湧き水なのか。
どちらにしても水はよく冷えていた。

比良スキー場跡地に到着。
こうやって雪の無いゲレンデを見ると結構な斜度なのよね。
心が折れるわ。

まだまだ続く。

琵琶湖沿岸から結構距離が離れてきた。

よっしゃー、武奈ヶ岳まであと少し!とここでポケットに入れていた地図を落としたことに気付く!うがー。iphoneのバッテリーをセーブする為に今日は地図とコンパスメインで行動してたのに、ここに来てこの失態。はー、駄目もとで探しに行くかいな。


はー、風もぴゅーぴゅー吹いているこんなゲレンデで地図なんか見つかるんかいなと、思っていたらあった〜!登り下りで30分ロスしたけど、何とか地図見つかりました。    

ここから見る景色、本日2回目。さっさと先を急ごう。

コヤマノ分岐やったかな?奥に見えるのが武奈ヶ岳

比良山系最高峰。武奈ヶ岳。標高1,214メートル。

ここからは気持ちのよい稜線が続く。ただ、4月の日差しは暑い。

釣瓶岳に到着。蛇谷ヶ峰まではここから約7.5キロ。
計画変更はやはり間違いではなかった。どう考えても時間が足りない。

エスケープ路があるイクワタ峠に到着。ザックを置いて少し休憩。
琵琶湖方面を見渡せば南比良山系が鎮座する。さあ、家まであと少しだ。

ここを左に下って行けば、ホトラ山を経由して国道に出れます。

いや〜、道が荒れてますね。立ち枯れした木が登山道を塞ぎまくってます。
これここだけちゃいますよ。ホトラ山近辺ずっとこんな感じ。

コメカイ道で靴を脱いでチョット休憩。ゴールまであと少しだ。とそのとき、道を聞いてきた初老の男性と出会った。聞けば学生時代では登山部に所属し、それからずっと山を登っているとのこと。久しぶりに比良山に遊びに来たが、「この山も変わったね。立ち枯れもヒドいが、山頂が鹿に食い荒らされてハゲ山になっている」と嘆いておられた。へー、昔は山頂もっとフサフサしてたんや。

倒れた木にお互い腰を掛けて10分程話をしただろうか。僕はゴールを前に完全に気が抜けてしまい、ゆっくりしていたら、男性は先に下山された。ここから麓までは大して距離はなかったのだが、下に付くとビックリ。先ほどの男性が私を待っていて下さり、車で送ってくれると申し出て下さった!

おじさんは、本当は京都方面に帰るのに、快く逆方向のくつき温泉まで送って下さった。お礼にジュースでもと思ったが、あっという間に立ち去ってお名前も聞くことが出来なかった。こういう時に、パッと気の利いた言葉が出てこないのがもどかしいかったけど、旅の最後に心温まる出会いでした。(完)